まさかの、次女アレルギー発覚事件② ― 病院受診編

1歳育児

翌日の月曜日。
ドキドキしながら、次女を連れて病院へ行きました。

先生に、
「昨日、半熟気味のゆで卵を食べた直後に蕁麻疹が出ました。アレルギー検査をお願いしたいです」
と伝えると、すぐに血液検査をしてもらえることに。

実はうちの長女も次女も、まだ血液型が分からないまま。
最近は新生児期に血液型を調べない病院が多いんですよね。
なので「この機会に一緒に調べてもらおう!」と、ちょっとした楽しみも抱えつつ。

でも、採血は次女にとって人生初。
案の定、針を刺された瞬間にギャン泣き。
それでも体は暴れず、じっと耐えている姿に「偉かった!」と心の中で拍手していました。

結果が出るのは金曜日。
それまでの数日間は、なんとも言えない気持ちで過ごしました。
「きっと卵アレルギーだろうな」という覚悟と、「確定したらどうすれば…」という不安。
ちょっとした達成感もあるけど、心はずっしり重い。


金曜日、結果を聞きに病院へ

午前中に病院を再訪。
検査結果を見た瞬間、言葉を失いました。

卵アレルギーは覚悟していた。
でも、まさか6段階中の4番目と、かなり高めの数値!
さらに衝撃だったのが――
乳成分と小麦にも陽性反応が出ていたこと。

卵は「もしかしたら」と思ってたけど、牛乳もパンも毎日のように食べてたのに?!
これまで普通に食べられてたのに?!
頭が真っ白になり、ショックで何も質問できず…。

せっかく血液型も判明したのに、「へぇー、そうなんや」くらいの薄い反応しかできなかった。


生活への影響、想像以上に大きい

その後、仕事をしていても気持ちは沈んだまま。
夜ごはんの準備をしているときにハッと気づきました。

「これ卵使ってるから次女にあげられない?」
「牛乳は症状出てないけど、やめなあかんの?」
「えっ待って、醤油使ってるからこれもダメ?」

…もう、何がセーフで何がアウトか全然わからない。
金土日の3日間だけで、アレルギーに振り回されてクタクタになりました。

さらに、週末に楽しみにしていたイタリアン(ピザとパスタ)の予定も、当然キャンセル。
冷蔵庫の食材や市販のパンを見ても「これも無理」「あれもダメ」とため息ばかり。

「これ、ずっと続くんやんな…もうすでにもたんかも」
正直、そんな弱音も出ました。


月曜日、再受診で少し安心

ちょうど園に提出する書類を記入してもらう必要があったので、翌週の月曜日に再受診。
改めて医師に相談しました。

①完全除去か?加熱したらOK?
→ はっきりした境界線はなく、その日の体調で症状が出ることもある。

②検査で陽性でも、症状が出ていなければ食べてOK?
→ OK!引き続き与えて大丈夫。
(この言葉で本当に救われました)

つまり、コロッケやハンバーグなど、つなぎで卵を食べていても症状がなければ大丈夫。
小麦や乳も同じで、食べて問題が出ていなければ継続OKとのこと。

③再挑戦はいつ?
→年単位でやめておいた方がいい。

④次に症状が出たら?
→軽ければ病院で薬、重ければ救急車を。

完全除去じゃなくて良かった…!本当に良かった!!
食べる本人も、用意する親も、少しは気が楽になりました。

そして翌日には園へ書類を提出。
スムーズに事が進んでる!
…でも、すぐに給食が対応されるわけじゃなくて…。

ーー次回、エピソード③へ続きます!


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