翌日の月曜日。
ドキドキしながら、次女を連れて病院へ行きました。
先生に、
「昨日、半熟気味のゆで卵を食べた直後に蕁麻疹が出ました。アレルギー検査をお願いしたいです」
と伝えると、すぐに血液検査をしてもらえることに。
実はうちの長女も次女も、まだ血液型が分からないまま。
最近は新生児期に血液型を調べない病院が多いんですよね。
なので「この機会に一緒に調べてもらおう!」と、ちょっとした楽しみも抱えつつ。
でも、採血は次女にとって人生初。
案の定、針を刺された瞬間にギャン泣き。
それでも体は暴れず、じっと耐えている姿に「偉かった!」と心の中で拍手していました。
結果が出るのは金曜日。
それまでの数日間は、なんとも言えない気持ちで過ごしました。
「きっと卵アレルギーだろうな」という覚悟と、「確定したらどうすれば…」という不安。
ちょっとした達成感もあるけど、心はずっしり重い。
金曜日、結果を聞きに病院へ
午前中に病院を再訪。
検査結果を見た瞬間、言葉を失いました。
卵アレルギーは覚悟していた。
でも、まさか6段階中の4番目と、かなり高めの数値!
さらに衝撃だったのが――
乳成分と小麦にも陽性反応が出ていたこと。
卵は「もしかしたら」と思ってたけど、牛乳もパンも毎日のように食べてたのに?!
これまで普通に食べられてたのに?!
頭が真っ白になり、ショックで何も質問できず…。
せっかく血液型も判明したのに、「へぇー、そうなんや」くらいの薄い反応しかできなかった。
生活への影響、想像以上に大きい
その後、仕事をしていても気持ちは沈んだまま。
夜ごはんの準備をしているときにハッと気づきました。
「これ卵使ってるから次女にあげられない?」
「牛乳は症状出てないけど、やめなあかんの?」
「えっ待って、醤油使ってるからこれもダメ?」
…もう、何がセーフで何がアウトか全然わからない。
金土日の3日間だけで、アレルギーに振り回されてクタクタになりました。
さらに、週末に楽しみにしていたイタリアン(ピザとパスタ)の予定も、当然キャンセル。
冷蔵庫の食材や市販のパンを見ても「これも無理」「あれもダメ」とため息ばかり。
「これ、ずっと続くんやんな…もうすでにもたんかも」
正直、そんな弱音も出ました。
月曜日、再受診で少し安心
ちょうど園に提出する書類を記入してもらう必要があったので、翌週の月曜日に再受診。
改めて医師に相談しました。
①完全除去か?加熱したらOK?
→ はっきりした境界線はなく、その日の体調で症状が出ることもある。
②検査で陽性でも、症状が出ていなければ食べてOK?
→ OK!引き続き与えて大丈夫。
(この言葉で本当に救われました)
つまり、コロッケやハンバーグなど、つなぎで卵を食べていても症状がなければ大丈夫。
小麦や乳も同じで、食べて問題が出ていなければ継続OKとのこと。
③再挑戦はいつ?
→年単位でやめておいた方がいい。
④次に症状が出たら?
→軽ければ病院で薬、重ければ救急車を。
完全除去じゃなくて良かった…!本当に良かった!!
食べる本人も、用意する親も、少しは気が楽になりました。
そして翌日には園へ書類を提出。
スムーズに事が進んでる!
…でも、すぐに給食が対応されるわけじゃなくて…。
ーー次回、エピソード③へ続きます!

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