雪道の強い味方

10年に1度の大寒波襲来から1週間。

あっという間に雪が積もり、冬景色に一変しました。

そうなると、大変になってくることのひとつが、車の運転です。

ここ数年、雪が少ない年が続きました。

ということは、本格的な雪道の運転は、娘が産まれる前以来ということになります。

雪道となると、それはまぁいつもの運転以上に慎重になります。

そして、わたしの場合、ものすごく独り言が増えます。

「え、ここ細いけど通れるかなぁ…」

「除雪はいってないやん!最悪!(←口癖やめるって決めたのに…笑)」

「ツルツル滑るやん!怖!」

心の声がダダ漏れです。苦笑

でも、そのくらい、雪道の運転は神経使って集中してて大変なんだということを

娘なりに感じ取ってくれるみたいで。

除雪がはいってないガタガタ道を通った際、

大きく車体が揺れ、スタックしそうになりながらの緊張が続く走行に。

その間「わー、やばい、どうしよう、わー」と独り言が激しい母の後ろで、

娘はずっと「頑張れ!」と応援し続けてくれていたのです。

そして、その道を無事通り抜けると、

「頑張ったね!」と褒めてくれたのです!

ママは今ものすごく頑張っている→だから応援する!…って思ってくれたのかな?

おもわずほっこりした瞬間でした。

親の気持ちって反映するんだなと感じた出来事が別日にも。

その日は、娘が発熱して病院に行った帰り道、ホワイトアウトに遭ってしまいました。

行きは雪が降ってなくて、完全に油断してました。

夜だけど街灯がほとんどない畑道を走行中、

いきなり吹雪で一面真っ白でなにも見えなくなり、少しずつでも進むことが危ない状態に。

こんな経験は初めてで、とても焦りました。

最初は、吹雪なんてすぐにおさまるだろうと、どこか心に余裕があったのですが、

ぜんぜんおさまる気配がなく、むしろ強さが増してくことに恐怖を感じてきて、

このまま帰れなかったらどうしよう…と不安に駆られだしました。

娘も、ただ事ではないことが起きていると感じとったみたいですが、

わたしの不安な気持ちがうつったみたいで、急に激しく怖がり始めました。

この前みたいに応援してくれるかなぁなんて、甘い考えでした。

怖い思いをさせて本当に申し訳なかったなぁと思っています。

何事もなく無事家に着くことができたのは、

まぎれもなく娘が一緒にいてくれたおかげだと思います。

運転以外でも、こうやって親の気持ちが子供に反映されること、

きっと多々ありますよね。

親もひとりの人間だから、

時には怒ったり泣いたりして感情が崩壊してしまうこともあるけど、

ママはあなたがいるから幸せなんだということを全面に出して、

それを娘に感じとってもらえたらいいなぁと思いました。

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