わたしの不妊治療記録⑬

長々と書いてきた記録も、ついに大詰めです。

怒涛の最終回、良ければご覧ください。

2019年7月20日(入院9日目、D36)

BW:前日比-1.9㎏ 尿:2110㎖ 腹囲:83㎝

特に運動もせず、ただ寝て起きて体重が減ってるなんて夢みたい!笑

しかも1日でこんなに減ったことがないので、上機嫌でした。

2019年7月21日(入院10日目、D37)

BW:前日比-1.0㎏ 尿:1530㎖ 腹囲:80㎝

毎日体重が減っていくので、だいぶ身軽になってきました。

体調改善が目に見えて分かるので、すごく気分が良い!

…なのに、ここにきて夜中に少量出血!…え?!?!

2019年7月22日(入院11日目、D1)

BW:前日比-0.7㎏ 尿:1160㎖ 腹囲:73㎝

朝起きたら、シーツが汚れるくらい大量出血!!!

でも、鮮血でドロッとしていなくて、お腹も痛くないし、いつもの生理と違う感じ。

生理じゃなかったとしても、この大量の出血はヤバい状況に違いないのですが…

この時のわたしは、OHSSからの妊娠成立という流れしかもう頭になかった。

ツラい入院生活を乗り越えた分、妊娠という報酬が欲しかった。

D37までいったから、どんどん期待が膨らんでしまってた。

だから、この出血が生理だと絶対に認めたくなかったのです…。

でも、尿検査では妊娠反応(-)。

現実を突き付けられました。

2019年7月23日(入院12日目、D2)

BW:前日比-0.3㎏ 尿:950㎖ 腹囲:72.8㎝

体重も腹囲もそんなに減らなくなってきました。頭打ちかも。

エコーにて、卵巣右:6㎝(徐々に小さくなっていくから問題ないらしい)、左:3㎝でNP。

子宮内キレイで、腹水もなし。

妊娠も確認できないし、やはりあの出血は遅れた生理のよう。

生理がきてリセットされた分、体調はすっかり元通りになりました。

妊娠してなくてかなり落胆したけど、

あの悲惨な状態から治って良かったと、まずはそこを喜ばないといけないな、と思いました。

そして退院日が決まったのも前進!

先が見えない毎日を過ごしていたので、やっと家に帰れる!と安心しました。

この日をもって計測も終了したので、

24日と25日は、健康なのに病院にただ寝泊まりしている状態って感じでした。笑

そして26日、15日間の入院生活を終え、無事退院しました。

3週間後に検診がありましたが、卵巣はすっかり小さくなっていて、

先生が思っていた以上に経過良好ということで、

今回のOHSSに関しての治療はこれですべて終了となりました。

と同時に、わたしの不妊治療生活も終わりを告げました。

もともと、人工授精をして今回で最後にすると決めてはいたのですが、

まさかこんなかたちで終わりを迎えるとは思ってもなくて、すごく残念でした。

頑張って取り組んだ結果が入院。

わたしはこの約1年間何をしていたんだろう。

何も得ることがなく、無駄な1年を過ごしてしまった。

それどころか、体も心も疲弊してしまって、良いことなかった。

もう二度とこんなツラい思いはしたくない。

不妊治療を続けるという選択肢はもはや微塵もなく、すっきりさっぱりやめました。

そうして、きっぱりと不妊治療を諦めた約2ヶ月後、

乳がんと子宮頸がんの検査をしに行った時に、まさかの妊娠が判明するのです!!!

不妊治療を休んだり諦めたりするとこどもができるって、聞いたことはあったけど、

まさか自分の身に起こるとは…!

人生って本当に分からないものですね。

そんなこんなで、ドタバタだったあの頃から早4年。

娘も再来月で3歳になります。

そしてこの度、第2子妊娠が発覚いたしました!

今日心拍確認出来て、妊娠超初期のまだまだ気が抜けない、絶賛つわり真っ只中です。

不妊治療記録を書いてて、あの頃のツラい気持ちが蘇っていたところだったので、

あの時のツラさを決して忘れず、お腹に宿った新しい命に感謝をし、

今回の妊娠も大事に大事に生きていこうと、改めて思いました。

わたしの不妊治療を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

これからも、毎日の何気ない日常を綴っていきます。

よろしくお願いいたします。

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