妊娠・出産

不妊治療中の副作用によるOHSSでの入院生活をまとめました。後編です。良いことひとつもないと絶望し不妊治療をきっぱりとやめましたが、最後にまさかのどんでん返しが…？！人生って本当に分からないものですね。

不妊治療中の副作用によるOHSSでの入院生活をまとめました。前編です。今でも思い出したくないくらいとてつもなくしんどかったのですが、わたしの経験が誰かのためになれば幸いです。

不妊治療を今回でやめると決断して臨んだ１ヶ月。無事終わり、あとは結果を待つのみだったのですが、自分の体の異変に気付き、クリニック卒業の翌日に受診。この異様なお腹の張り具合は尋常じゃない。認めたくなかったけど、恐れていたことが起きました。

生理が来て気分どん底のままクリニックへ行き、もうツラい、もうやめる、と宣言しました。先生の説得により、もう本当にこれで最後、これでだめならスッパリ諦めると決めて、最後の治療に臨むことにしました。最後と伝えたら、なんか盛り沢山な治療計画に。大丈夫か…？

基礎体温が急に下がり、やがて見たくなかった出血を確認。「着床出血かも…」と諦めきれずにいたけど、やがて激しい生理痛到来。毎日通ったのにダメだった。わたしの頑張りは無駄だった。それに加えて、不妊治療に対しての旦那さんとの行動と熱量の差が違いすぎると感じて、かなり精神的に打ちのめされました。

何回頑張ってもなかなか成果がでず、次第に自暴自棄になっていったけど、それでも、ここまできて途中で諦めることは絶対にしたくなかった。クロミッドからhMG注射に切り替えて、生理5日目から排卵するまでの間毎日、車で片道30分かけて通いました。

わたしの頑張りとは裏腹に、１番理解してほしい人に理解してもらえず、頑張りの結果も伴わず、先も見えず…。不妊治療は一体いつまで続くのか、このまま続けた方がいいのか、続ける以外に選択肢はあるのか。完全に迷走しだしました。

クロミッド、hCG注射…と治療が進んでいき、通院回数も重ねていましたが。だんだん、わたしばっかり頑張っていて、旦那さんは全然協力してくれない！と思うようになり、子供が欲しいという気持ちに、夫婦間で温度差があるように感じ、とにかく毎日毎日イライラしていました。